AIを使った個人向け融資「J.Score」のティザーサイトがOPEN!みずほとソフトバンクが挑むFintech

メディアではないですが、面白そうだったので取り上げます。 2017年7月27日、みずほ銀行とソフトバンクのジョイントベンチャーである「J.Score」が、AIで信用力を点数化して審査し、スマートフォンで手続きが完了するレンディングサービス「J.Score」のティザーサイトがオープンしました。 J.Scoreのティザーサイトはこちら みずほ銀行とソフトバンクがタッグを組んでレンディングサービスを始めようとしていたなんて知りませんでした・・・ 最近はCASHが話題になったりと、レンディング系のサービスが盛り上がっていますね。 まだ本リリースはされていませんが、J.Scoreがどういうサービスなのか調べてみました。

AIで点数化する日本初の「スコア・レンディング」

ソフトバンクの発表によると、
本サービスは、お客さまのデータ提供や追加情報入力でスコアアップなどが可能となるスコアリングモデルを活用した、スマートフォンで手続きが完結する国内初のスコア・レンディングです。スコアリングモデルとは、みずほ銀行が保有するビッグデータやローン審査ノウハウ、ソフトバンクが保有するビッグデータやAIによるデータ分析のノウハウを融合したものであり、これにより審査応諾範囲の拡大、競争力のある金利水準を実現していきます。
ということらしい。 ふむふむ。 ソフトバンクが持つAIの技術とみずほが持つ審査ノウハウを生かして点数化のモデルを作って、ユーザーの情報をAIが審査して、その人に貸せる金額を算出してスマホ完結で貸付を行なっていく、というもののようです。 これだけだと、具体的にどのようなデータを使って審査をするのか、など詳しい内容がわかりませんね・・・ ソフトバンクとみずほ銀行の合弁会社設立についてのプレゼンテーション資料にそこのところが詳しく説明されていたので見てみます。 なるほどー。 「両社取引情報を融合」とあるので、おそらくソフトバンクが持つ「携帯電話の使用料支払い履歴」とみずほが持つ「口座の入出金履歴」などがメインのデータになるみたいですね。 「基本属性に加え、思考・行動パターン等を活用」とも記載されているので、 こちらはSNS連携等で発信している内容なども審査の対象になるということですかね。 しかしこれはいくらでも捏造可能なので、与信情報としては先の使用料支払い履歴と口座の入出金履歴というデータがもっとも重要な扱いがされる気がします。

ユーザーのメリットは低い金利と高い貸付上限

ユーザー側のメリットとしては、「低い金利」と「充分な融資枠」があるようです。 今までは外部の個人信用情報や基本的な属性でしか審査されていなかったため、本当は返済能力が高い人でも、充分に評価されないことが多く、金利が高かったり、融資枠も少なくなってしまうという状態でした。 しかし、ソフトバンクの抱えるデータや、その人の思考や行動パターンも含めて審査することによってその人の返済能力を正しく評価することができ、返済能力が高い人に低い金利で多くの融資を行えるということです。 プレゼンテーションの中には、「一生懸命人勢を頑張る人の夢の実現を応援」ということがビジョンとして記載されていました。

みずほの狙いはもっとお金を貸せる人を見つけて貸したいだけ?

勘の良い人はおわかりかと思いますが、このサービスは、生活資金がなく困っている人にお金を貸すのではなく、「返済能力が高い人が、自己投資の資金としてもっとたくさんお金を借りてほしい」という狙いになっていそうですね。 生活資金に困っている人は、返済能力が低いため消費者金融(ア○ムとかプロ○ス)で高い金利で融資し、 返済能力が高い人には、こういったサービスを使った正しく審査し、低い金利でお金を貸していくという流れな気もします。 特に与信判断が難しい、若年層への融資を増やしていきたいようですね。

まだまだレンディングは盛り上がりそう

みずほだけでなく、これから他の金融機関もレンディング系のサービスには進出してきそうですね。 VALUも流行りかけていますし、個人の資金調達の幅が広がっていて面白くなってきました。 FinTech関連の情報収集もしていきたいと思います!